NO WASTE

論理的に、そして感情的に。

【日記】推しのTシャツは健康に良い

久保ユリカさん、30歳のお誕生日おめでとうございます。という旨はすでにご本人へのリプライで伝えてあるので、それについてここで長々と語るつもりはない。

前から思っていたけど、Twitterやインスタ等、せっかくご本人に気持ちを伝える手段があるのに、ハッシュタグもつけず空中リプライみたいなかたちでお祝いする人は何がしたいんだろう。お祝いしてる自分偉いでしょアピールなのかもしれないけど、お祝いする対象に伝わらなきゃその言葉には意味がないと思う。2次元キャラとかなら仕方ないけどね。

なんて、ぼやきみたいになってしまったけど、実際そんなことはわりとどうでもよかったりする。今日は久保さんのお誕生日ということで、2016年のバースデーイベントで買ったTシャツを着て外に出た。七分丈で生地も薄く、今日の気温にぴったりだった。デザインもオタクアイテムらしくないので今でも気に入っている。

特に目的がある外出ではなく、家に閉じ籠って延々と考え事をする土曜日を過ごした結果、精神的な不健全さがMAXに近くなったから無理やり出かけたという格好だ。人間、閉鎖された空間に居続けると腐る。わかってはいてもハマるときはハマる。

なんとなく川の方に歩いた。最初は固くなった体が軋むような感覚があったけれど次第にほぐれ、それに伴って気持ちも上向きになってきた。単純に青空や草花に癒されたというのもあるだろうし、推しのTシャツを着てる事実も作用したのだと思う。推しのTシャツは健康に良い。

今は休憩がてらおしゃれなカフェに入り、隣の席で友人の誕生日をサプライズで祝っている女性たちのリア充オーラに気圧されている。本当に今日が誕生日なのかは知らないけれど、そうだとしたら久保さんと同じ誕生日というわけだし、実質的にはバースデーイベント現地参加ということになる。※ならない

そろそろアイスコーヒーを飲み終わってしまうので、移動することにする。

オチはない。なぜならこれは日記だから。

【日記】心の闇という言葉が嫌いと言ったあの方の気持ちがすこしだけわかる気がした。

以前、Twitter綾辻行人先生がおっしゃっていたことをふと思い出した。

正確な文言ではないけれど、おおまかに「心の闇という言葉が嫌い」という旨だった。

当時は理由がわからなかった。でもいま考えるとすこしだけわかる気がする。

人の精神がマイナス方面に振れるにはそれなりの理由が必ずある。当人からしたら重くて根深くて、そのうえ解像度が高いから無視できない。そんな理由。

それを『心の闇』とざっくり括って同情した気になってる人間は多いと思う。当人に寄り添うつもりなんてまるでないのに、同情してる自分を手っ取り早く演出するために、『心の闇』と雑に括って眉根を下げる。端から見たら社会性の高い人かもしれないけど、誠実ではない。寄り添う気持ちがまるでない。

言葉に罪はないけれど、そういうシーンを多く見たから、綾辻先生はその言葉が嫌いになったのかもしれない。

 

見当違いだったら恥ずかしいな。

【日記】エッセイを書いたら南條愛乃について語る怪文書が出来上がってしまった。

エッセイってなんだ。

書いたこともないし、読んだこともほとんどない。でもせっかくご依頼していただいたのだから頑張って書くことにした。

まずはnoteでいくつかエッセイを読んでみた。結果、「自由に書けばいいんやで」と理解した。それがまずかった。

早速書いてみた。

最初はなかなか筆が進まなかったものの画面を見続けていれば乗ってくるもので、いつの間にか規定を越える文字数に至っており、そこから苦心して削っていった。

結果、南條愛乃さんについて語る怪文書が出来上がった。

お金をいただいて書くものとしてこれはありなのだろうか。わからない。そもそもこれはエッセイなのか。わからない。でもこれで出したい。そう思ってしまったので、出した。

先方にNGを喰らってしまったら書き直す。その場合は推しアイドル(久保史緒里ちゃん)について書きたい。どこまでがセーフなのかを探るつもりで。

 

【日記】近所のBARを巡った。

実は料理の写真を撮ってSNSにアップする行為があまり好きじゃない。

温かいものなら尚更だ。撮ってる内に冷めちゃうじゃん、と思ってしまう。

料理の写真なんて見て喜ぶ人いるのか? なんてことも考える。

飯テロという言葉も死語になりつつある感じがするし、そもそも他人の食欲煽って面白いか?という感じもする。

こういうことを言うと往々にして他人を攻撃していると思われるけどそんなつもりはない。やりたい人はやればいいと思う。でもおれはあんまりやらない。それだけの話。まあ、たまに周りの空気に流されてやっちゃうけどね。

ここでタイトル回収をすると、つまりBARを巡ったはいいものの写真は一枚もないってことだ。

昨晩はなんとなく外でお酒を飲みたい気分だった。

でも自分から誰かを飲みに誘うというのが絶望的に苦手かつ特に今日一緒に飲みたい人の顔も浮かばなかったので一人飲みを決行。

巡るといっても行ったのは二件だけ。

一件目は雰囲気は良かったのに客層が最悪だった。人の椅子にぶつかっておいて謝りもしないジジイが来店したところで無理になり退散。

二件目は長居した。ひとつ目に頼んだ料理が不味すぎて食べられなかったことと椅子の背凭れがあってないようなものだった点を除けば概ね満足。

不完全燃焼感があるのでまたふらついてみたいとは思うけどコスパ悪いのでなんだかんだカフェ巡りのほうが好きだな、とも思ってしまった。

月に半透明の布をかけたような薄ぼんやりとした夜で、過ごしやすい気温だった。ただ散歩するだけのほうが満足度は高かったかもしれない。

 

 

 

声優ではなく、アーティストとしての楠木ともりが好きです。

その日、僕は人生のなかでも大きめの決断を迫られていました。時間は限られていて僕の一存で決められることでもありませんでした。このままだとライブに行けないかもしれない。一時は本気でそう思いました。

しかし様々な方の協力を得てなんとか納得のいく決断を下し、僕はTOKYO FM HALLに辿り着くことができたのです。2018年12月16日の夜。暖冬と囁かれているだけあって、吐息は白くありませんでした。

 

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楠木ともりさんのバースデーライブ『scene of light』夜の部に参加してきました。

その感想を綴ります。

楠木さんご本人について語った記事もあるので、併せてご覧ください。

takuetsu-novels.hatenablog.com

 

セトリ(公式Twitterより)

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驚いたのは、セトリからアニソンを引き算していたことです。
『女性声優のライブ』のイメージを良い意味で壊してくれました。

 

僕は彼女が出演しているアニメをすべて追っているわけではない(というか虹ヶ咲とGGOくらいしか見ていない)ので、知らないアニソン/キャラソン多めなんだろうな~と思っていたんですが、杞憂でした。

「みんなが平等に知らない曲をやろうと思った」と楠木さんは語っていましたが、その心意気に救われたような気分になったのを覚えています。


あの日、彼女は声優としてではなく、アーティストとしてステージに立っていたのだと思います。
お客さん(メインのファン層)が喜ぶことだけを考えればアニソン/キャラソン中心に組むべきだったのでしょう。
しかし彼女はその真逆を行った。
アニサマでも披露して彼女の代名詞になりつつある『To see the future』すら外してきました。
その徹底した選曲から、これが私だ!という主張を感じました。そういう芯の強さが僕は好きです。

(あくまで僕の感じ方ですけどね。こういうところから「楠木ともりはこうあるべきだ!」みたいな思想に陥っていき、その果てに公式との解釈違いを起こすんですよね。そういうオタクをたくさん見聞きしてきました。気をつけよう…)

 

さておき。
「みんなが平等に知らない曲を」という心意気を素敵だと思ったのは事実である一方、僕は(オリジナル曲を除くと)以下の3曲だけ知っていました。
シンプルに、知っている曲をやってくれたうれしさもありました。

 

M1 蜂と見世物/さユり
M6 birthday song/さユり
M7 ニュートンの林檎/ハルカトミユキ

 

僕がさユりさんとハルカトミユキさんを知ったのも、楠木さんがきっかけです。
何かのインタビューで彼女が好きなアーティストとして挙げていたのを見て、興味を持ちました。
まだご両名のライブには行けてないんですが、来年は行きたい。

 

推しごとに限らず、好きな人の好きなものを知ってみるって大事ですよね。
相手の趣向を知るという意味もありますが、単純に自分の好みのものに当たる確率が高いように思います。
好きな人の好きなものによって好きな人の一部は構成されているんですから、その人のことを好きである自分の好きにも当てはまりやすいとか、そういう話です。日本語難しいですね。

ハルカトミユキさん楽曲だと『ニュートンの林檎』は特に好きな曲だったのでうれしかったです。

ドライアイス』『mosaic』『振り出しに戻る』あたりもいつか楠木さんの声で聴きたいと思うけど、望み過ぎかな…。

 

バースデーソング枠にさユりさんを持ってくる攻め方も好きです。
普通もっとポップでおめでたいの持ってくるでしょ。
こういう選曲からも彼女の価値観が垣間見えていいですね。
さユりさん楽曲だと『平行線』『アノニマス』あたりをやってみて欲しいです。

 

彼女自身が作詞作曲したオリジナル曲は、4曲披露されました。
特に『クローバー』は今年の夏頃にアニゲーイレブンで紹介されてからずっと聴きたかったので、念願叶ったりの心地でした。
もちろんCDに入ってるアコースティックverも良かったですが、バンドアレンジも疾走感があって良かった。
一夜限りの音楽にしておくのはもったいないので、アルバム未収録の2曲含め、音源化お願いします…。

 

さて、『クローバー』に関連して、少し真面目な話。
『クローバー』披露前のMCでも話していましたが、つらいことをそのままにせず、前向きに捉え直そうとする彼女の信条が好きです。
僕も同じような想いで小説を書いているからです。

 

つらいことが起きた事実は変えられません。
でも、それを前向きに解釈することはできます。

 

僕の場合は、どんなにつらい経験もぜんぶ小説に活かせると思っています。
不幸自慢に聞こえるかもしれませんが、僕はたぶん普通の人よりも、ちょっとだけ多く嫌な思い出を持っています。
片親だったり、中学時代にいじめられたり、家にお金がなくて高校で部活ができなかったり、大学の学費をぜんぶ自分で払わなきゃいけなくなったり、学費稼ぐために休学したり、ゼミの人間関係が上手くいかなかったり、挙げ句のはてに自殺未遂したり…。

 

でも、自分の意思と技巧次第で、それらを表現に活かすことはできるのだと、ある人から教えてもらいました。

 

たとえば誰かの痛みや迷いに寄り添うような物語を書くときに、嫌な思い出も役に立つはず。
ファミレスで友人たちがデザートを頼むのを傍目に、お金がないからと水を啜っていたときの惨めさも、いつかきっと小説に活かせる。
だから表現の道を歩んでいる限り、人生に無駄な瞬間はない。
そう思わせてくれるから、僕は小説を書くのが好きです。決して楽ではないけれど。

 

世の中は無駄や理不尽ばっかりに見えてしまうかもしれないけど、そこに意味を見出せるのは、自分しかいない。
だから、考えることをサボらず、表現の糧を日々獲得していきたいと思います。
それができているように言動や曲から感じるので、僕は楠木さんを尊敬しています。

 

ご本人も言ってたように『クローバー』の歌詞は暗いけど、それを歌い上げる姿から、確かに前向きなものを感じました。
僕も彼女のように良い作品を仕上げ、より多くの人に届けられるようになります。もう少し、時間はかかりそうですが。

 

さて、ここまで度々名前を出している『クローバー』という曲。
気になりますか? 聴きたくなってきましたか?
ご安心ください。事後物販があります。
https://www.rocket-exp.com/tomori_kusunoki/

買っておいた方がいいですよ。たぶん伝説の一枚になります。

 

そうそう、楽曲と言えば、当日の席はスピーカーがちょうど目の前だったんですよ。高さも立った僕の頭と同じくらいで、遮蔽物もありませんでした。
推しの歌声を直で浴びてる感じがしてドキドキしました。

 

身長が身長なのでステージもよく見えました。普段は不便の多い体だけど、こういうときだけは感謝です。なるべく腕を高く上げたりしないよう気をつけてはいましたが、後ろの人、見づらかったらごめんなさい。
睨まれてたらどうしようと思って振り向けませんでした。チキン野郎なんです。クリスマスだけに。(これ絶対に書く必要なかっただろ…)

 

『scene』という言葉について。
「好き」「場面」「風景」など、色々な意味がある言葉だと、楠木さんが教えてくれました。
ライブのコンセプトに関して彼女は「私が成長したところを見てほしい」とおっしゃっていましたが、僕は彼女を知って日も浅く、彼女が絡んでいるコンテンツをすべてチェックしているわけでもないので、成長したなあという感想は持ちませんでした。
ですが、成長したんだろうなあという感覚は確かにありました。
最初からあんなパフォーマンスできる人なんていないでしょうから。
それに、sceneを直接見ていなくても、想像することはできます。そこからでもきちんと伝わるものはある気がします。

 

ちなみに『scene』という言葉は「(劇が演じられた)テント」を意味するギリシャ語『scenic』が語源らしいですね。
そういえば会場のホールのかたちも、天井に向かって先細っていく、まさにテントの形をしていたような…?
まあ、さすがにこれは99%僕のこじつけでしょうね。とはいえ縁のようなものを感じたのも事実なので、書き残しておく次第です。

 

締めます。
楠木さんは本日12/22付で19歳になられました。(おめでとうございます!)
本当に、これからの活躍/成長が楽しみです。
更に捻りが加わった歌詞だったり、パフォーマンス中の目線をより客席に向ける姿を期待しています。
若さ。これからの可能性。どんな風に羽ばたいていくんでしょうね。
「俺、楠木ともりの最初のバースデーライブ行ったんだぜ」と色んな人に自慢できる日が楽しみです。
その日はきっと、そう遠くないと思います。

 

さて、応援ばかりではなく、僕もはやく立派なミステリ作家にならなくてはなりません。
気合いを入れ直して、2019年は積極的に新人賞へ応募していく年にします。

 

結果を出した暁には、楠木さんを含めた、僕の尊敬する方々との対談を実現させたいです。人生観とか表現を志すようになったエピソードとか、色々聞いてみたい。

 

もちろん、目下の夢である『全国の図書館に自分の小説を置いてもらう』も叶えます。
なんだかんだ小説はひとりじゃ書けないので、応援してくださるかたがいたらうれしいです。

 

最後に宣伝です。
僕のじゃなくて、楠木さんの。

www.sma.co.jp

朗読劇ですって。しかもミステリ。

僕も行きます。一緒に観劇してくれる人がいたらうれしいです。

 

それではこの辺で。

 

ちょっと早いですが、良いお年を。 

これは楠木ともりさんの魅力を世に広めるための記事です

あなたは「楠木ともり」という声優についてどのくらい知っていますか?
名前と顔ぐらいしかわからなくても任せてください。僕が勝手に彼女の魅力をご紹介します。

基本プロフィール

 

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(画像出典:ご本人Twitter

名前:楠木ともり

愛称:ともりる

生年月日:1999年12月22日

血液型:B型

所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)

 

……プロフィール見ただけじゃわからないですよね。
以下、彼女の「多才さ」人間性にフォーカスしてご紹介します。

ちなみに本編は後半です。ご承知おきください。

 

多才多芸とはこのことか

もちろん声優さんなので声の演技はお手の物。
あくまで個人の感想ですが、演技も安定していてお上手です。

 

しかしせっかくなのでここではそれ以外のスキルをご紹介します。

声優の紹介なのに声の話しません。ごめんなさい。

 

実は彼女、美術音楽の心得があるんです。

それも、なかなか侮れないレベルの。

 

美術系 

 ゼンタングル

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「アニゲーイレブン」より。

ちなみにスマホで描いてるそうです。この時点で異次元。

クレイアート

f:id:Takuetsu_Ayabe:20180625220456p:plain「アニゲーイレブン」より。

イラスト

ご本人のツイートより。

さすがにプロ並とは言いませんが、お上手ですよね。

 

ご本人も自覚しているようですが、細かい作業が好き(得意)なようです。

それが高じてか、楽器の演奏もこなします。

 

音楽系

ご本人曰く、「ピアノ」「トランペット」「ギター」ができるとのこと。

楽器できる人ってそれだけですごいのに、三種類も……。

とはいえそれぞれの実力がどの程度なのかわからないので手放しに賞賛はできません。


しかし、これは実績があるので気兼ねなくご紹介できます。

作詞作曲

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そんなことまでできるのかよ。

 

2018年6月の時点で既に3曲のオリジナル曲があり、ライブで披露する実績も残しています。末恐ろしい活躍ぶりですね。

 

さて、ここまで彼女の技能面を中心にご紹介しました。

 

次節からは、彼女の人間性に関する話をします。

ここからが本編です。

 

 

「つらい経験を良いものに変えていけたらいいなと思った」

先ほど、彼女が作詞作曲した「クローバー」という曲をご紹介しました。

この曲は彼女の実体験を元にして創られたそうです。

 

どのような経験を元にしたのかおわかりでしょうか。ヒントは歌詞です。

 

……

 

実は彼女、中学生の頃にいじめにあっていたそうです。

(偏見かもしれませんが)そういうターゲットになるようには見えないので、この事実を知ったとき、僕は随分意外に思いました。

その内容や程度は明らかにしていませんが、決して笑って流せる経験ではなかったでしょう。

彼女はいじめにあっていたことを「アニゲーイレブン」の放送内でさらりと語りました。

しかし、それに続けてこう言いました。

 

でも、つらい経験を良いものに変えていけたらいいなと思った

 

この想いの結実が、先ほどご紹介した「クローバー」という曲です。 

 

彼女の真の魅力はここにあると僕は考えています。

 

「つらい経験も前向きに捉えよう」という信条。

そして思うだけではなく、曲という形で表現する実行力。

 

僕はその雑草魂ともいえる生き様に惹かれ、同時に強く共感したのです。

 

 (補足)以下のツイート群は彼女の曲作りのスタンスです。ぜひご一読ください。

この「寄り添う」というのもキーワードです。  後ほど触れます。

 

言葉選びのセンス

 

曲(というか歌詞)に関連して、もうひとつ彼女の魅力をご紹介します。

これは僕が小説を書く人間だから着目してしまうだけなのかもしれませんが、彼女は言葉の選び方が独特で面白いんです。

ご本人のツイートよりいくつか例を挙げます。

 

「18歳スーツ」

 

なんだよ、18歳スーツって。ドラえもんの道具みたいですね。

89歳はたぶん「ハグ」とかけてる……なんて言及は野暮でしょうか。 

 

「物語性の高い全体的な時間」

 

そんな言葉、なかなか出てこないですよ。

これは人工知能に関するツイートが元だったんですが、その辺りに関心を持っているというのも個人的にはグッときます。

引用リプもらえて嬉しかったです。

その他

 

 思考の傾向(関心の対象)が物事の本質に迫っていて好きです。

 

ここには載せられないのですが、SMA VOICE内のコンテンツ(TOMOROOM)でもこの楠木節が見事に炸裂しています。

彼女の言葉に好感が持てる人は登録を強くおすすめします。

smavoice.jp

 

「灯す」

ちょっと真面目なお話。

ご本人もラジオなどで発言しているように、この言葉は彼女の大切な軸です。

芸名にも表れていますね。

 

 

ここは僕の主観が含まれる話ですが、

「灯す」って言葉、良いと思いませんか。
「照らす」や「届ける」ほど主張が強くないところが好きです。


たとえば心が沈んで暗くなってしまったとき。
太陽みたいな眩しさで照らされたり、強く前向きなメッセージを受け取ることで助けられることもあると思います。


でも、急に強い光を浴びると目が眩んでしまうのと同じで、強いプラスのエネルギーがしんどく感じるときってないでしょうか。

ぐいぐい腕を引いてもらうより、黙ってそばに寄り添ってくれるほうがありがたいときってないでしょうか。

 

彼女は、そういう状態にある心に寄り添いたいのだと、僕は解釈しています。

もちろん他人の心なので断定はできませんが、もしそうだとしたら、押しつけがましくない優しさが素敵だなと思います。

 

……さて、彼女の言葉をたくさんご紹介しました。

どんだけツイート漁ってんだよって感じですよね。気持ち悪いのは自覚しているので許してください。

 

とにかく。

こういった言葉から滲む知性や清廉な心が、僕はとても好きです。

……持ち上げすぎですかね? でも、本心です。

 

寄り添う、けど強気

彼女の人間性を伝えたくて、ちょっと繊細な話になってしまいました。

前向きだけどそっと寄り添う性格の彼女に対し、控えめで遠慮がちな印象をお持ちになったかたもいるかもしれません。

でもそれは違います。

彼女、基本的にめちゃくちゃ強気です。

 

例えば、

ラブライブ!AbemaTVスクスタ特番!〜スクールアイドル大集合〜」の一幕。

大先輩である内田彩さんとの対決企画において…

 

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内田さんにこれ言える度胸すごくない?

 

彼女は自分の性格のことを「打たれ弱いけど、負けず嫌い」と語っています。

打たれ弱い自覚があるのに強気に出れる気概が好きです。

 

また、虹ヶ咲スクールアイドル同好会電撃オンライン組による「放課後チャレンジ」動画にて。

心理戦が肝となるゲームの最中にも、彼女の強気さが垣間見えます。

ただし結果が伴うとは言っていない。

……詳しくは本編をご覧ください。

 

www.youtube.com

余談ですが、電撃組は見ていて飽きませんね。みんな良いキャラしてます。

 

最後に

さて、ここまでわりと好き放題書いてきたんですが、少しでも彼女の魅力を伝えられたでしょうか。

  

彼女に興味出ましたか?

出ましたよね? そうですよね?

はい、そんな皆さんに朗報です。

 

 

2018年7月10日(火)より、彼女のソロラジオ番組がスタートしました!

 

↓ここから聴けます!

楠木ともりのともりるきゃんどる | インターネットラジオステーション<音泉>

 

いやあ、神に感謝。 

もちろん僕は第一回を聴きましたが、喋りも勢いがありつつ安定もしています。

彼女の関連作品を何も知らない人が聴いても楽しめる工夫もされていました。

加えて、ここまで話してきたような彼女の性格や信条もよくわかる内容になっているので、このラジオだけでもぜひ聴いてみてください。

 

TOMOROOMの限定ラジオも今後展開するのかな。 

いずれにせよ隔週火曜日の更新が楽しみです。

 

と、宣伝もしたところで。

 

最後に。 

年齢や性別を判断材料にするのはあまり好きではないんですが、楠木さんは今年高校を卒業したばかりの、18歳の女の子です。

 

いやあ、まだまだこれからですね。

月並みですが、どんな風に成長・活躍していくのかが非常に楽しみです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

彼女の魅力が少しでも伝われば幸いです。

あなたも一緒に、楠木ともりさんを応援していきませんか?

『黒澤ダイヤに翼はいらない』反省文

この記事は拙作『黒澤ダイヤに翼はいらない』を振り返り、反省(主に悪い点)を列挙した内容となっています。

ネタバレがあるので、あらかじめご了承ください。

 

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