NO WASTE

論理的に、そして感情的に。

【日記】自分自身に承認されたい。

こんな欠陥だらけの人間でも、まあ生きていれば温情に出会えるもので、小説や仕事について褒めてもらえる機会がある。

それはとても嬉しいことだし感謝の気持ちが生まれていることについては間違いない。評価してくださってありがとう、と。

一方、投げかけられたあたたかい言葉たちが心の奥まで響いているかと言われると否である、というのもまた本当だ。

 

なぜなのか。

根本的なところで他人を信用してないからかもしれないと思い至った。ひねくれた原因について語ってもいいが、長くなるので今は置いておく。

ただ、そんな自分からしても、この世でただ一人、決して嘘を言わないと確信している人物がいる。自分自身だ。だから、自分で自分を褒められると思えたときは、心の底から喜びが滲み出てくる。

 

自分で自分を認めるために、周りの声はあまり影響しないのかもしれない。少なくともおれの場合は。

自分が決めたことに対してどれほどコミットできたかで満足度が決まる。自分の内側に価値基準がある。これを『内向的』と言わずしてなんと言う。

 

自分で自分を認める。

あるいは、自分自身に勝つ。

ありきたりな言い方だけど、いちばん望んでいるのはその快感なのかもしれない。

 

問題は、ここのところ負けっぱなしであることだ。成果を出していないわけじゃないが、理想とはほど遠い。もっともっと本気で、自分を叩き伏せるつもりで、頑張らなくてはいけない。わかってはいるんだ…。

 

停滞は死だ。どれだけ僅かでも、行動したことには価値がある。そう思い込んでしばらく這い進んではいるものの、いい加減、この天井の低いトンネルを抜け出したい。出口はまだまだ先なんだろうか。せめて光明くらいは見える位置に辿り着きたい。そうしたら、少しは自分を認められる気がする。